やすらぎ苑 利府

「暖かい日差しで穏やかに暮らす支えとなりたい」

中央下に写っているのが苑長の小林玲子さん

職員の方々が穏やかでのんびりとして温かい雰囲気を感じるグループホーム「やすらぎ苑 利府」。どんな場所なのか、入居者の方がどんなふうに過ごしているのか、苑長の小林さんはどんな方なのか、ご紹介します。

春は庭に花が咲き、暖かい日差しに包まれる場所

日当たりが良く広い庭があるこの場所は、事務所を挟んで2つのユニットあります。
隣には畑があり、静かにゆったりと過ごすことができます。

室内の様子

日当たりが良く広い庭があるこの場所は、事務所を挟んで2つのユニットあります。
隣には畑があり、静かにゆったりと過ごすことができます。

広いリビングにはソファーや椅子があり、季節の装飾で部屋が飾られています。

「すみれ」と「あやめ」の2つのユニットに分かれており、それぞれ約9人の入居者がいます。

朝の体操と発音練習

朝の10時になったら、みんなで円になって足や手を動かしながら体操をし、大きな声で発音練習をします。

みんなでお茶で一息つこう

体操と発音練習が終わったら、それぞれ席に座り、お茶を飲んでホッと一息。

お茶を飲んだら、それぞれ自分の部屋へ戻ったり、ここで自分の自由な時間を過ごします。

同じ空間で、それぞれの時間を過ごす

リビングでテレビを見たり、テーブルで塗り絵をしたりと、同じ空間でそれぞれの時間を楽しむ方が多いのだとか。

職員の方とおしゃべりをしながら、その日の体調を確認します。

キッチンとリビングは扉や壁で仕切られておらず、お互いに顔を見ながら過ごすことができます。食事は職員が当番で作っています。入居者の方がおいなりさんを作ったり、食事を分けたり……と手伝ってくれることが多いそうです。

設備の紹介

お手洗い

浴室

いつも清潔に保たれているお手洗いや浴室。
椅子の方も多く、時間を見て声をかけてお手洗いに連れて行ってくれます。お手洗いの張り出しも常に工夫し、入居者の方が使いやすい環境づくりを心がけています。

部屋の様子

扉の前には名前が書いてあります。

室内にはベッドと棚があり、介護用ベッドはレンタルになります。入居者の方が普段愛用している家具や電化製品も持ち込みOK。自分の部屋を好きなように使うことができるんですね。

苑長の小林玲子さんにインタビュー

苑長 小林玲子さん

ー普段、心がけていることは何ですか?

こちらに住んでいる方が、「たまたま認知症であった」ということなんです。利用されている方を主体に考え、生活を支えるのが私たちの役割。認知症は根本的な治療方法がまだありませんが、私たちの対応で症状を和らげることができます。
家族の方が疲れ切って、グループホームにいらっしゃることが多いのですが、入居して穏やかに過ごす姿を見て安心した顔になった時、やっていて良かったと実感します。

入居者の方と笑顔でお話しされる苑長の小林さん

ーイベントはどんなことをされているのでしょうか?

冬はユニットごとに分かれて、新年会を開催しています。ご家族を呼んで、職員が手作りした魚釣りゲームや大きなすごろくを体をつかって楽しみます。工作が好きな職員が率先して作ってくれるんです。
夏には納涼会があり、利府町のホールを借りて、太鼓演奏の方を招いて観賞会をします。日ごろの写真をスライドショーにして、スクリーンに映してご家族の方にも見ていただいて、お昼にはお寿司をとって食事を楽しみます。
他にも、職員の孫が空手をやっていて小学生の空手の発表会をしたり、着付けができる入居者の方を中心に「浴衣を着よう」というイベントをしたりしています。
その時の状況に応じて、できることを考えています。ご家族も一緒に楽しめることを今後もやっていきたいですね。

季節や月ごとのイベントに合わせて、職員の方が装飾をします

きれいに畳まれた洗濯物

ー地域との関わりもあるのでしょうか?

自ら「ボランティアをしたい」と仰ってくれていて、月に2・3回掃除に来てくれています。無理のない範囲で、細く長く活動してくれています。

春になると木々に花が咲き、華やかになるお庭
ベランダでお茶を飲んだり、歌を歌ったりすることも

入居者のご家族からもらったパッチワーク

ー入居を悩んでいる方へメッセージはありますか?

関わり方を変えれば、認知症の症状が和らぐことがあります。その関わり方を考えながら過ごしていただくのが、グループホームであり、そのプロがいます。悩んだらすぐに、相談してください。 ご自身で何とかしようと頑張りすぎてしまい、ギブアップした時にはグループホームに空きがない……ということがよくあります。いますぐに入居を考えていなくても、グループホームに見学をして、申し込みをしておくことをおすすめしています。

入居者の方が外へ出て行った時にわかるように、入り口には鏡が置いてあります

ー今後の目標を教えてください。

常に向上心を持って取り組んでいきたいです。職員は笑わせてくれる人が多くて、常に入居者の方も一緒に笑顔にさせてくれます。慣れてくることにおごらず、「もっとできることはないか」と職員一丸となって、その人らしい生活を支えていけたらと思っています。

グループホーム
やすらぎ苑 利府

グループホーム やすらぎ苑 利府
〒981-0123 宮城県宮城郡利府町沢乙字寺下10番1
TEL 022-766-4662 / FAX 022-766-4663

施設案内